開発進捗(音を変える方法について)
4月11日開発進捗 : びっくりチキンの音を変える方法について
こんにちは!西池袋ガチ研究所です。
今回はびっくりチキンの音程を変える方法についてのお話です。
最初にびっくりチキンを分解して、頭から首にかけての音を出しているパーツを取り出しました。
そのパーツに、音程を変えるよう笛を模した穴の空いたストローを差し込んだのですが、呼気の強さで音の高さが変わるものの、穴の開閉では変わらないという実験結果になりました。
色々と調べたところ、どうやらびっくりチキンの内部パーツは、フリーリードというリードが使われているようでした。
リコーダーは、リードが振動源ではありますが、管の内部の空気が共振することによって音が鳴るため、管の長さ(気柱の長さ)によって音が変わりますが、フリーリードはリード自体が振動して音が鳴る仕組みのため、リードの長さや材質で音が変わるようです。
実際にびっくりチキンを分解してみると次の写真の様なパーツが音を鳴らしている核の部分だということが分かりました。
この固定パーツの位置をずらしたり、板の長さを変えることでびっくりチキンの音を変えることができました。